子ども達と過ごしていると、
自分が幼い頃の自分を思い出します。
母は弟と妹のこと、家事などで忙しかったので、
私が成長するほど、母に甘えなくなりました。甘えたくないわけでなく、
お母さんに甘えたいけど、忙しそうだから、と子どもながらに気を遣っていたんでしょう。
幼い頃から、母の相談役にもよくなっていました。
そんな日々の中、風邪をひいて熱を出した時に、
母が心配していつもより優しくしてくれたことがありました。
おんぶして、階段を一緒に降りてくれた。
確か、8歳頃だったかと思います。
私にはそれがとても嬉しかった。
この記事を書きながら、思い出して泣いてしまうくらい 笑
その記憶が強く残っていて、
ちょっときつくなると、熱っぽいなぁと言って、学校を休んだりすることもありました。
母は弟と妹の療育もあるので、当然のことながら
弟、妹、母を中心に日常が動いていく。
私が小学校4年生、弟が同じ小学校に入学しました。
その頃から、なんだかきついなぁと思うことが増え、
学校もよく休んでいました。
自分ではどうすることもできなかった。
もしあの時、母を助けてくれる、育児の手がもっと多かったら。
もしあの時、私の心に寄り添ってくれる誰かがいたら。
あの時と同じ苦しさではなかったと思うんです。
だから、これお見ている、保護者の方がいらっしゃったら伝えたい。
まずお父さんとお母さん、
どうか何よりもまず、自分の幸せを大切に考えてください。
愛は、自分が満たされていないと注げないんです。
きょうだいである私がおこがましくいうことではないけれど、
成長したきょうだいの一意見だと思って聞いてください。
目の前にいる、障害がある子も、ない子も、
お二人の子には変わりない。変わらない事実です。
人知れない、葛藤も、不安も、苦しさもあると思います。
周りを憎むことだってある。
でもでも、幸せな人生のために、子どもたちと幸せに生きるために
まず、自分達を大切にして、幸せでいてほしい。
そして、お父さんとお母さんの愛を待ちわびている
お子さんたちを愛してあげてください。
お父さんとお母さんの代わりはいないのです。