きょうだい児として産まれ、初めての妊娠。
ドキドキして、長女を出産した頃
「自分の子どもには、100%愛を注ぐ!」
そう力んでいました。
しかし、子育ては、24時間、365日。
子どもが食べるご飯準備に悪戦苦闘。
仕事と育児の両立に揺れ動く。
自分の思い描く母親像と現実にギャップを感じていました。
そして迎えた2人目妊娠、出産。
2人目を出産した病院で、
担当してくれた助産師さん。
その方がお話してくださったこと。
「ちゃんとしたお母さんになろうとせず、ママでいい。」
お母さんとは、周りから見て「仕事、家事、育児をきちんとした良いお母さん」
完璧ではないけど、子どもと一緒になって、遊び楽しむのが「ママ」
そう定義されていました。
「娘に、私は完璧なお母さんじゃない、だからママって呼んでって言い続けてきた。」
周りからどう想われるかでなく、
娘さんをその子らしく育てること
そして娘さんとの時間を心から楽しむこと
この2つを大切に守って来られたように感じました。
きちんとしたお母さんでなく、
「ママ」であり続けたい。
そう思わせてくれるお話でした。