~第二次世界大戦中、ドイツ占領下のデンマークでナチスへの抵抗運動を行った
バンク=ミケルセン
ノーマライゼーションの父と言われています。
戦後、知的障害者入所施設の改善に取り組む親達の活動を支援するようになりました。
この取り組みの中で生まれた概念がノーマライゼーション~
ノーマライゼーションは、素晴らしい概念だと思います。
ただ、世界が、人が変わっていく中、
これからのノーマライゼーションも変化が必要だと感じます。
それは、誰にとってのノーマライゼーションなのか。
障害を持つ本人のため?
その保護者のため?
私は、それぞれの立場にある人にとってのノーマライゼーションを複合化する必要があると考えてます。
ある人にとってノーマライゼーションが成し遂げられても、
またある人のノーマライゼーションが脅かされるようであってはいけない。
それぞれの生きづらさが、解決し、共存し合うことに
コミュニティ形成があると感じます。
伝わりにくく書いてしまいましたが、
要は、それぞれの立場で、思いやりを忘れないということだと思うんです。
疎外してそれぞれの砦を作るより、
歩み寄って、違いを認め合い、助け合う。
理想のようですが、私はこれが一定の範囲で実現できると考えています。
そのための仕組み作りにこれから尽力したいです。
戦争で一致団結するのではなく、
幸せのために一致団結する世界でありたいですね。